トラブル報告2・ホーンステイ破損

2005/10/24
10月22日のツーリングでのこと。朝、走り出しておよそ1時間。シリンダー付近からチャラチャラと音が聞こえてきます。場所は栃木県栃木市。こんなところでエンジントラブルか?それにしてはエンジン自体のフィーリングは異常なし。
空き地を見つけてバイクを止め、左シリンダー、右シリンダーの順で覗き込むと左写真の有様でした。2本の配線だけでぶら下がっている巨大ホーン。一般道でよかった。高速なら落下していたかもしれません。これだけ大きなものが落下すると後ろの車も無事ではすまなかったことでしょう。
分解してまた発見。右写真、右側に2枚の鉄板があります。ホーンを吊り下げていたのは上の折れた板で、ホームセンターなどによく置いてあるエーモンの汎用ステイでした。つまり以前も折れたことがあるということです。
この汎用ステイ、ホーンを止めるボルトと穴径が全然ちがうため、オリジナルのステイと思われる下の板をワッシャ代わりに使っていたのです。
午後になって福島県白河市付近でカー用品店を見つけ、折れたものと同じステイを入手して修理を試みましたが、収まりが悪いので断念しました。

帰ってからディーラーさんに報告すると、やはり「折れるもの」だそうです。それはそうでしょう、自動車用と同じものをあの薄く小さな鉄板だけで吊り下げているのですから。

R100RS/RTはダブルホーンで、同じものが左側にも付いています。そのうち左側も折れるだろう。いや、この先また何度も折れるに違いない。そう考えて純正のステイをとりあえず3枚注文しました。3枚で1,000円程度ですので、中途半端に補強策を練るよりも、折れることを見越して常に予備を携帯した方がいいでしょう。


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