ナビ

2013/1/14

ナビ

純正オプションのナビゲーションシステムを取り付けてみました。

BMW Motorrad Navigator IVという仰々しい商品名がついていますが、実際は米国ガーミン(Garmin)社製のZUMO 660というモデルです。バイク用としてはよく知られているようで、南海部品などの大手パーツショップでも見かけた記憶があります。

では既製品をそのまま純正オプションとして販売しているのかというとそうでもなく、起動時には"BMW Motorrad"という少々うざったいロゴが表示されたり、地図データの中には全国ディーラーリストがはいっていたりします。取り付けに必要なナビマウントは例によって車種専用品です。

取り付け位置はメーターの真上になります。同じR1200RTでも前のモデル(DOHCでない"ハイカム"と呼ばれていたエンジンのもの)ではハンドルの付け根の間だったようです。なぜ変更されたかは知りませんが、個人的にはこちらの方が視線の移動が少なくて良いと思います。

装着状態

マウント(取り付け枠)。左側に4つのスイッチがあります (中) (大) マウントにナビ本体を装着したところ (中) (大)
電源投入。メインスイッチのオンと連動します (中) (大) 警告表示。走行中に操作するなとか云々 (中) (大)
メニュー画面。同意ボタンを押さなくてもこうなります (中) (大) 地図を表示したところ。水色の線はこれまでの走行軌跡 (中) (大)

装着の動機とか

二輪にナビなんかいらない。ずっとそう思ってきましたが、いざ首都圏住民になってしまうとそうもいっていられなくなりました。要は道が多すぎて覚えきれない、そういうことです。

自分は計画を立ててその通りにどこかへ行くというスタイルのツーリングは好きではありません。気が向いたときに気が向いた方向に進むというのが昔も今も変わらないスタンスですが、それゆえにコースミスしたときのダメージも大きくなりがちでした。

ですから自分が感じているナビによる一番の恩恵は道を間違えたことに気付くのが早いということ、二番目は間違えてから元の道に復帰するのが正確で早いということになります。 ルート案内機能はほんの数回しか使ったことがありません。なにしろどこへ行くのか最初から決めていませんから。


どのように使いこなすかに関わらず、どこを走っているのかが常に確認できるというのは余計な焦りを生みにくくなって、安全運転に間接的に寄与しているのかなあと思っています。


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