ゲルザブ

2009/12/20

久しぶりの新アイテムです。


愛知県のプロトというパーツメーカーが発売しているゲルザブという商品です。簡単にいうと、バイク用の座布団です。素材の開発は加地という島根県にある会社が行っています。

宣伝文句には「医療用具からからレースシーンまで...」などと刺激的な言葉が並べられていますが、三中里予の導入目的はただひとつ、ヘタったシートの厚み復活です。


2006年3月の新品交換以来、3年半で10万キロを走破したシートは今でも十分な厚みを持っていますが、当初と比べると座面が1センチほど下がっています。普通の人なら何ともない変化ですが、骨折の後遺症で右股関節の可動範囲が狭くなっている自分にとっては、微妙な苦痛を感じる閾値にあたります。そこでしばらく前から「防水性座布団」になりそうな製品を探していました。



写真1 (中) (大) 写真1 写真2 (中) (大) 写真2
写真3 (中) (大) 写真3 写真4 (中) (大) 写真4

このEXGEL(エクスジェル)という素材、とんでもなく素晴らしい衝撃吸収性を持っているようですが、もともと分厚いシートを持つR100RTに装着したところでは特にコレといった恩恵は感じられません。しかし厚さ12ミリという絶妙な設定が、忘れかけていた新品交換時の感覚を思い出させてくれました。

素材の真価はおそらく1日で1000キロ走った後に現れてくるのでしょう。それは来年の楽しみにとっておくことにします。


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