自転車の部屋(五)

2002/05/07
BD−1W、いわゆる「折り畳み自転車」です。

右から
左から
ヘッドには誇らしく "MADE IN TAIWAN"...
フロントサス回り
ペダル
ステアリング回り
リア回り
斜め前から
斜め後ろから
畳んだところ
   


その昔、折り畳み自転車といえば「安っぽい、重い、小さくなるだけ」という印象しかもっていなかった僕ですが、店頭でコイツを見たときにはしびれました。 なんというデザイン!なんという軽さ!なんというコンパクトさ!しかも18段変速とはもう、「買え!」といわんばかりのスペック。まったくの衝動買いでした。 お値段のほうは、本体にオプションパーツ数点を含めて16万円になってしまいました。
今は取り外していますがリアキャリアがなかなかの優れものでした。本来の荷物を載せる用途にはイマイチですが、上面にコロがついていて、折りたたむとちょうど真下に位置するので引きずって歩くことが出来ます。でも駅のホームでは輪行バッグに包まなければならないので使えません。首都圏にいた時は駅構内を平気でガラガラ音を立てて引きずりまわしていましたが、さすがに田舎では気が引けます(名鉄の駅員さんに怒られてしまいました)。そんなわけで今は軽量化のために外してしまっています。
乗り込めば乗り込むほどに欠点ばかり目立つ自転車ですが、「これはおもちゃだ」と割り切るしかないでしょう。ずいぶん高いですが、所詮は「自転車の形をしたおもちゃ」です。生活の足としてはイマイチだし、ホンキで長距離を走るには辛すぎます。
それでも折りたたみの簡単さは大きな魅力です。 コイツの正しい使い方は近距離日帰り輪行ツーリングなんだと思います。 そしてコイツを電車に持ち込む度に思います...あぁ、学生の頃にコイツが出ていたら、もっと輪行が楽しくなっていただろうなぁ...と。

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