そして2年目...
2001/03/02
久しぶりの猫ネタです。といってもたいしたトピックはありませんが。

僕の目の前に、猫のスピードメーターユニットがあります。
積算距離計は41353.6マイル(キロ換算で66165.8)を指して止まっています。

猫の本体は車検と少々の修理のためにバイク屋さんに預けてあります。実はもう終わってるんですが、仕事が忙しい(日曜日も出勤!)のでなかなか取りにいけません。今週末はなんとか都合をつけて取りに行きたいんですが、戻ってきたところで仕事の状況は変わらないから、「どうでもいいや...」と自分では思っています。ただ、あんまり長いこと預けておくのはバイク屋さんに迷惑かけるからなぁ。

さて、なぜメーターユニットが僕の目の前なんかにあるのかというと、壊れたからです。
あれは去年の夏頃だったと思います。その少し前からメーターの調子が悪いことはわかってた。スピードメーターの針が、なにかの拍子にピョンピョン飛び跳ねる。これはワイヤーの油が切れてんだな、と、わかってはいたんですが、放置しといたのがまずかった。

国道246号線、大井松田から御殿場方面に向かうところで、ふとメーターを見ると、針がゼロを指している。ありゃ、切れたかな?...と思った瞬間、

ギュイイイイーーン!!!
という形容しがたい音を発しながら、針がものすごい勢いで190MPH(約300km/h)を振り切っていきました。
スピードメーターのワイヤーって、スプリングになってるから、溜めに溜めたパワーを一気に開放!といった感じだったんでしょう。
世界中でサンダーキャットの数多しといえども、スピードメーターを振り切ったのは僕の黒猫ぐらいしかないんではないかと思います。渋滞ではなかったけど長い車の列の真ん中あたりにいたはずだから、本当のところは時速50キロそこそこだったと思います。

丁度グリスのスプレー缶を持っていたので、少し先に空き地を見つけてワイヤーにグリスを差しました。それから数ヶ月、フラフラする針に気分を害しながらなんとか乗り続けていましたが、去年の年末、ついにたまりかねて交換しました。
周りの人からは「マイルメーター、もうやめたら?」なんていわれましたが、やっぱり「逆輸入車!」の雰囲気を味わいつづけたくて、結局同じメーターを付けました。

新しいメーターは現在、約2000マイル少々。古いメーターと合わせると、2年で約7万キロという計算になります。猫本体は車検と同時にクラッチ、チェーン&スプロケを交換しました。それでもミッションがそろそろイっちゃってるので次の車検まで持たないのは明白です。今年の年末に向けて「二代目」のための資金を準備しなければ...



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